熱中症の原因や症状や対策とは?
2018/03/14
夏になると気を付けてほしいのが熱中症。
重症化してしまうと最悪死に至ってしまう怖い病気。
実際は梅雨時から注意が必要ですので、
原因を知って、ならないように予防していきましょう。
熱中症とは?なんでなっちゃうの?
熱中症とは、運動や暑熱から起こる体の障害の総称。
人間の体は、皮膚からの放熱や発汗によって体温を下げたり、
熱を作ったりして体温を36~37℃に保っています。
ですが、運動をしたり外の気温が高かったり、
湿度が高かったり、日差しや地面の照り返しにより、
放熱や発汗がしにくくなります。
そして血液が脳まで十分に行き渡らなくなって、熱中症を引き起こします。
灼熱環境下での運動や作業を無理に続けると熱中症になってしまいます。
また、梅雨明けの暑さに慣れていない時期、
湿度が高くムシムシ。体温を上手く調節できない時にもなります。
実は、熱中症は室内でも起こります。
クーラーの節約で室内が高くなり、湿度も高い状態だと
熱中症になってしまうので、注意が必要です!
どんな症状が出るの?
熱失神
めまい
一時的な失神
顔面蒼白
顔のほてり など
熱けいれん
大量の汗をかく
水だけの補給による塩分の低下
足や腕、腹部の筋肉のけいれん
手足がつる(こむら返り)
筋肉痛
熱疲労
大量に汗をかく
脱水による頭痛や吐き気
全身倦怠感
集中力や判断力の低下
熱射病
体温を正常に保とうとする機能の低下
汗が止まってしまう
体温が40℃を超える
応答が鈍い
言動がおかしい
意識がない
ショック状態になる
ふらつく
重度の意識障害
体の熱を上手く発散できずに、体温が高い状態で
体が対処し切れなくなっているのです。
そのままでいると最悪
死に至ってしまう極めて緊急性の高い状態を指します。
日射病
顔が赤い
息づかいが荒い
皮膚は熱を持っていて乾いている
汗が出ない
めまい
頭痛
吐き気
意識がなくなる事も
太陽光が一因となるもの。
直射日光による日焼けと熱によって発生。
夏の暑い日差しを長い時間動いていたり
作業をした際に体があまり発汗せず、
体温の冷却が間に合わない状態になり
オーバーヒートしてしまうのです。
病院に行きましょう!
・呼びかけに反応しない
・言動がおかしい
・まっすぐ歩けない
・体がガクガクする(ひきつけ)
・水分補給が出来ない
など、ヤバイなと思ったら病院へ行きましょう。
熱中症にならないように気をつける事は?
・こまめに水分補給!
のどが渇いていなくてもこまめに水分をとるクセをつけましょう!
・塩分を取るのを忘れずに!
とりすぎはいけません!
ですが、水分補給の際にただの水ばかりを飲んでいると
塩分が足りなくて熱中症になってしまいます。
塩分の摂取制限がある場合はお医者さんの指示に従ってください。
・熱中症に負けないからだに!
バランスの良い食事
よく眠る
体調管理をしっかりとして熱中症にならない体にしましょう。
・室内は冷やしすぎない。
・湿度を調節する。
・通気性の良いもの吸水性、速乾性のある服を着る。
・帽子をかぶる。
・日傘をさす。
・無理をせず、こまめに休憩をとる。
・水で濡らしたスカーフを首に巻く。
・寝る時にアイスノンを使う。
・暑い時間、直射日光の下では、長時間の活動はしない。
まとめ
外だけでなく室内でもなってしまう熱中症。
無理な行動はせずに、十分注意して過ごしましょう。