紫外線ってなんだろう?SPFってなに?PAとは?
日焼け止めに書いてあるSPFとかPAってなに?
数字が多い方がいいの?
+ってなに!?
どれ買えばいいのかわからないよー!
紫外線ってなんだろう?
虹の7色は赤から始まって紫に終わっています。
その色というのは
赤・橙・黄・緑・青・藍・紫
その赤~紫は目に見える光ということで可視光線と呼ばれています。
そして目に見えない光は
赤の外=赤外線
紫の外=紫外線
というのです。
紫外線は種類が3種類
UVC 紫外線 C 波
地表には届かないので心配することはない。
UVB 紫外線 B 波
肌が赤くなる日やけ、水膨れができたりする。
肌表面の細胞を傷つけたり、炎症を起こすので、皮膚ガンやシミの原因にもなる。
UBA 紫外線 A 波
肌の奥まで届いてしまう。
黒化が起こる原因。
皮膚を黒くするだけでなくシミやシワ、たるみの原因となる。
SPFってなに?
サンプロテクションファクター(Sun Protection Factor)の略。
主にUV-B(紫外線B波)の防止効果を表す目安の数値です。
数字が大きいほど効果が高くなります。
紫外線が当りだしてから日焼けしてしまう(赤い斑点が出て炎症を起こしている状態)まで、
人によって個人差がありますがだいたい15分~20分と言われています。
20分程度の間に何も付けていない素肌と比べて日焼けが始まるまでの時間を
何倍に遅らせることが出来るかという目安の数字です。
SPF20の場合、20分×20=400分 約6時間40分
SPF30の場合、20分×30=600分 約10時間
この時間の間、日焼け止めの効果が期待できるということになります。
SPFの上限は50+となっています。
PAってなに?
プロテクショングレイドオブUVA(Protection Grade of UVA)の略。
主にUV-A(紫外線A波)の防止効果を表す目安の数値です。
黒化が起こる原因。
皮膚を黒くするだけでなくシミやシワ、たるみの原因となります。
+の多さがUV-Aに対する効果の高さを示します。
++++、+++、++、+の4段階があり下記のように設定されています。
PA++++ 極めて高い効果がある
PA+++ 非常に効果がある
PA++ かなり効果がある
PA+ 効果がある
日常的な買い物程度ならPA++が良いでしょう。
その上から UV防止効果のあるファンデーションを使えば更に安心です。
ただし汗をかくと崩れてしまうので、塗り直しましょう。
UV効果のあるプレストパウダーなどでテカリを押さえても良いです。
その他
注意点
日焼け止めを塗ったからといって100%紫外線が防げるわけではありません。
すごく少なくできますよということなのです。
PAとSPFは化粧品を1平方センチメートル当たり2mgずつ皮膚に塗ったときの値となります。
日焼け止めを正規の量塗った際、結構白くなるため、
少なく塗って薄めてしまうことがよくあります。
しかし、それでは日焼け防止効果が少なくなってしまいます。
なのでSPFやPAの高い日焼け止めを使っても、
日焼け止めの効果を十分に使えないでいることになります。
夏の暑い日などは汗で日焼け止めが落ちてしまうこともあります。
また日焼け止めは時間が経つとともに効果が減ってきます。
ですので、こまめに塗りなおしましょう。
SPFやPAの高い日焼け止めは、紫外線に対する効果は大きい反面、肌への負担も大きくなります。
SPFやPAの高い日焼け止めは海水浴や屋外でスポーツをする場合に使用し、
日常生活であまり日に当たらない場合には、SPFやPAの数値の低い日焼け止めを使うと良いでしょう。
通勤や買い物など1時間以内のお出かけには30程度、
1時間以上のレジャーやスポーツには50などを使うと良いですね。
期限
日焼け止めを開封したあとの使用期限は約1年と言われています。
もったいないですが、酸化してしまったクリームを使ってしまうと、
肌を炎症させてしまう危険性もあります。
毎年いろんな日焼け止めがでますので、毎年買い替える事をおすすめします。
スキンケアUV
日焼け止めはUVをカットする能力ももちろん大切ですが、
最近では保湿力などの美容成分が入ってるものもあります。
日焼け止め成分と併せて美容成分が入っている「スキンケアUV」もおすすめです。
メーカーによって美容成分が違うので、自分にに合ったものを選んでみてください。
パウダータイプの日焼け止め
日焼け止めは時間が経つと効果が弱くなったり、
汗でとれてしまったりするので、
そういう場合にはパウダータイプの日焼け止めが良いです。
メイクの上から塗ったりできるので便利です!
まとめ
肌への影響がある紫外線。
将来、シミやたるみの少ない肌をめざして!
ちゃんと日焼け止めを塗って紫外線対策をしましょう!
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